みなさん、こんにちは。
仙台泉中央校です。
本日は仙台弁と呼ばれる方言をご紹介したいと思います。
仙台弁とは、江戸時代の仙台藩領内で庶民が使用した言葉を元にした方言のことを指します。
江戸時代以前の交流圏や方言の分布と、仙台藩の版図とが元々一致していないため、北部では特殊アクセント、南部は崩壊型アクセント (北関東の茨城県・栃木県から南東北に広がる)とされています。
境界となっている松島丘陵辺りは、北部と南部のアクセントの混在地帯と見なして「曖昧(又は混乱)アクセント」とする平山輝男の立場と、仙台都市圏の北部地域として仙台と同じ「一型アクセント」に含める後藤彰三の立場があり、研究者によってその呼び方は異なるようです。
よく耳にする仙台弁には以下のようなものがあります。
☆いづい
→しっくりこない、フィットしない、居心地が悪いというような感じを表した言葉です。
「服のサイズが合わなくていづい。」「目にゴミが入って目がいづい。」のように使います。
☆たごまる
→着ているものがだんだんずれて1ヶ所によってしまうこと。
「服がたごまる」のように使われます。
☆むつける
→「いじける」や「へそをまげる」「ふてくされる」と同じ意味合いで使われています。
☆だれ~、どごに~
→そんなこと常識ですよ、誰に聞いてもそういいますよ。という意味を指します。
☆だから~
→会話の中で主に「同意」の意味を表す言葉です。
A「〇〇ですよね」
B「だから~」 と言ったように使われます。
どこかで聞いた事があるものはありましたか?
本日ご紹介した仙台弁は、沢山の種類があります。
その中の言葉には古い歴史や、その土地特有の意味が込められているものもあり、一つの言葉を調べてみると思った以上に深い知識が得られます。
仙台弁のみならず、日本全国には様々な「方言」があります。
各地の方言に触れることで、文化を学ぶ大切な「社会学習」に繋がるのではないでしょうか。
仙台泉中央校では随時、相談・見学・無料体験を受け付けております。お気軽にお電話ください!
また、26日(土)には無料のイベントを開催予定です。そちらもふるってご参加ください。(イベント詳細)
児童発達支援・放課後等デイサービス
こどもサポート教室「クラ・ゼミ」仙台泉中央校〒981-3133
仙台市泉区泉中央3丁目16-3 氏家ビル2階【MAP】
Tel/Fax 022-344-7331