お疲れ様です。
花巻校 金澤です。
ギックリ腰をやってしまいました。
人生初です。
自分が痛くなって、体がうまくうまく動かせなくなって、気づきます。
健康が一番だよなって。
よく妻が腰が痛いというので、姿勢がどうだ、歩き方やストレットがどうの、こうのと妻に言っています。
じゃあ、自分がそうなったときにどうか?
ああだ、こうだと言われるよりも、その痛みに共感することが大切だよな〜
とつくづく思いますね。
私たちがやっている支援も同じことです。
やはりその痛みを代わってあげることはできません。
じゃあ、何が私にできのか?
ここがポイントなのではないか考えます
ということで、
今回は
「感情」
です。
人の「感情」には、うれしい、たのしいといったポジティブな感情と、悲しい、怒り、寂しいなどのネガティブな感情があります。
基本となる感情は、喜び、怒り、悲しみ、不安の4つでそれらが混ざりあって、その他の色々な感情を作っていると考えられています。
たとえば、赤ちゃんや子供が泣くのは、守ってくれるはずのお母さんが見当たらない、お腹が減ってこのままでは飢えてしまう、という時などに不快な「ネガティブな感情」が自動的に表れて危険を知らせます。
赤ちゃんや子供が泣くのは、こうした理由からです。
はじめは、簡単にポジィティブな感情とネガティブな感情を知ることから始まります。
そして、成長するにつれて、「これが『喜び』」「これが『怒り』」と一つひとつの感情に名前がつけられるようになります。
私たちは人生のごく初期の段階でこのように「感情」を学びます。
つまり、感情、特にネガティブな感情は私たちの身の危険を知らせてくれるアラーム信号で、
基本的には私たちを守ってくれる強い味方なんです。
【感情に圧倒されてしまった時に出来ること】
新型コロナウィルス感染症のような状況の時に、さまざまな強いネガティブな感情を誘発する可能性があります。
感情は私たちを守ってくれる強い味方である事を覚えておくことが重要です。
私たちが自分自身や他の人とコミュニケーションをとるのに役立ち、また行動の目安にもなります。
このような感情を体験することはごく自然な事です。
しかし、感情が強烈になりすぎて他の事を考えられなくなったり、必要な事ややりたいことが出来なくなってしまう事もあるかもしれません。
そのような時に役に立つ、簡単なマインドフルネスのツールをご案内します。
ちなみに、これは国立精神・神経医療研究センターで公開された資料を参考にお伝えしています。
感情障害のための診断横断的治療統一プロトコル第2版の内容に基づいて作成されています。
ステップ1
一呼吸する
ステップ2
あなたが考えていること、身体で感じていること、今やっていることを観察してください。
出来るだけ具体的に。それを書き留めて下さい。
・今、自分は何を考えているか?
・今、自分は身体に何を感じているのか?
・今、何をしているのか?/したい衝動に駆られているか?
ステップ3
・今、何をすることが自分にとって効果的なのか、自問自答してみてください。
・今、何をするのが一番効果的でしょうか?/役に立つのでしょうか?
ステップ4
・やる必要があることに目を向けて行きましょう。細かくステップを分けたリストを作って、最初の一歩を踏み出しましょう。
【お・ま・け】
これらのステップを実行するのがとりわけ困難な場合は、一旦立ち止って、あなたの考えを「私は〇〇という考えを持っている」という文に置き換えて、考えから距離を置いてみましょう!
不安、怒り、悲しみ、罪悪感、冒頭でお話ししたとおり、感情は私たちの味方です。
しかし、怒りの炎に燃料が与え続けらえると「敵意」になってしまいます。
「どうせ何も変わらない」「みんな嘘だ!」「誰もわかってくれない」と排他的、否定的な言葉を与え続けると、「敵意」は元気に燃え盛り続けます。
その声に「本当にそうなの?」と問いかけてみましょう!
「絶対」「100%」ということはないはずです。
このような、敵意を癒してくれるのは誰かの栄養ある言葉です。
じゃあ、良いことに栄養を、燃料を与え続けたら、いいことがあると思います。
赤ちゃんから、おじいちゃん、おばあちゃん。
元気な人、病気や認知症の方、みんな感情があります。
発達支援でも「不安」というキーワードがちょくちょく登場してきます。
今後は、この感情についてもちょくちょくお話ししていこうと思っています。
直接、花巻校でお話しをしましょう。
私もみなさんとお話しすることで、たくさんの栄養をいただいています。