今回ご紹介するのは
「子どものための感情探偵プログラム」
です。
最近、「感情プログラム」の本を使用してお子様と一緒に勉強しています。
担当は金澤なので、ちょっとラスボスなキャラ設定もあり、少し子どもたちがひくことも・・・(*^▽^*)・・・あるかも・・・
なので、教えるといった感じではなく、一緒に勉強してみよう!といった感じです。
私自身、日々感情とうまく付き合う方法をさがしていますから\(^o^)/
それでは、この本のなかに書かれていることを少し紹介します。
”日本では、どのくらいの子ども達が感情障害に苦しんでいるのでしょうか?”
国内のデータはほとんどないそうで、小学4年生から中学1年生を対象とした調査では、抑うつ障害が3.2%に見られることが示されているとのことです。
海外ではどうなんだろう?というと、児童の有病率調査では、不安症は一般の人口の6.6%、抑うつ障害は2.8%、強迫症は1.8%、心的外傷後ストレス障害は0.1%に見られていることが報告されいて、
日本の現状をについてはまだ不明確な部分も多いのですが、少なくてもこれらの調査から、感情障害は児童においても決してまれでないそうです。
ちなみに、感情障害というと一般的に「うつ」。そして「うつ」=ネガティブ、暗くなるみたいな感じのイメージの方が多いかと思いますが、
子どもの場合、大人とちょっと違くて、怒りやイライラの状態がみられることがあります。
なので、子どものSOSのサイン。しっかりキャッチしていきたいですね。
”「感情プログラム」では、幸せ、悲しい、楽しい、怒る、不安、怖いといった感情について学びます”
表紙の絵のように子どもたちにも、わかりやすく、取り組みやすいように作られていて、つらい感情にどんな風に取り組んだらいいのか学ぶことが出来ます。
このワークブックは、どれか1つの感情障害だけに焦点を当てることはなく、
できるだけ一般的な感情語を使って、恐怖、不安、悲しみ、怒りの体験に関する例をもちいて教えてくれます。
探偵のじょう君、かんなちゃんが
「人はみんな、役に立たないやり方で感情に反応してしまうことがあるけど、感情は、みんな感じるもので、しぜんなもので、きみたちをきずつけないよ!」
と教えてくれます。
プログラムをやっているお子様は、
「感情って、僕を守ってくれているんだ。わるいものでないんだね」
と話されていました。
みんなが感じているつらい感情に取り組むための新しい、もっと役に立つ方法を一緒に学んでみませんか?
名探偵のみんな!
花巻校でお待ちしております。