こんにちは。
花巻校 金澤です。
私の今月の目標は「12月中に1日10人毎日子供達が元気に来てくれる花巻校にする」ことです。
おかげさまで、オープンして1年9ヶ月。
いろんな方に支えられてきました。
花巻校にきていただいているお子様方は、とっても不思議なご縁を感じる方々が多いですね。
しかし、マックは知っているけど、クラゼミ を知らない人がまだたくさんいます。
「私たち使えるの?」「こんなとこあったんだ」という声をまだまだお聞きすることがあります。
もっとたくさんの人に知ってほしい、来てほしいです。
指導員の先生もとっても楽しい先生達ですので、ぜひ会ってください。
これから、またいろんな方々にお会いできると思うと楽しみです。
さて、今回の話ですが、
私は普段、物事の良い面を見ようとしています。
よくこんな話を聞いたことないですか?
「コップに水が半分しかない」と思うか「コップに水が半分もある」と思うかで心の持ち方が違って来ますよっていう話です。
・究極の状態で「水が半分しかない!」「もうだめだ」と思うタイプ
・「いや、まだ水は半分もあるんだ」「大丈夫だ」と諦めないタイプ
・どういう風に考えても「コップの中に水が半分ある」ことは変わらない、事実は事実として捉えるタイプ
いろんな考え方がありますが、そのあとの結果が変わってきます。
みなさんはどのタイプですか?
「ピンチはチャンス」というのもそうですね。
コインで言えば裏表、どの面をみるかでそのデザインは違いますが、コインはコイン。
ものの見方、考え方、心の持ちようによっては、そのあとの行動が変わってくるということです。
今回はちょっとダークサイドな面について考えてみます。
ネガティブなお話ですので、ここから先はご自身のご判断で見ることをお勧めします。
ギャァー \(//∇//)\
(冗談でーす\(^o^)/)
それでは始めましょう!
『こんな言葉』を繰り返ししていませんか?
生まれたばかりの赤ちゃんの望みは純粋です。
お腹が空けば、大声で泣きわめいてお腹を満たしてもらおうとします。
ハイハイができるようになれば、部屋の扉や、お気に入りのおもちゃやペットのほうへ、恐れることなく突進していく。それを止めることは誰にもできません。
おしゃべりできるようになれば、自分の願いが叶えてもらえるまで、何度も何度も両親にねだりつづけて、ついには願いを聞き入れさせることもあるでしょう。
しかし・・・
成長するにつれて、日々起こることのほとんどを冷めた目でみて、自分自身の思いを真剣に考えようとしなくなる。
どうしてそうなってしまうのでしょうか?
それは、「子供は小さなころから、こんな言葉で繰り返しされるから」なんです。
・もう大きいんだから、ちゃんとしなさい。
・恥ずかしくないの?
・わがままなんだから。
・あげたものでがまんしなさい。
・自分をなんだと思っているの?
・嘘つくんじゃないの。
・あなたがもっと・・・だったらいいのに。
・こんなことをしたらあなたが傷つく以上に私が傷つくのよ。
・役に立たたないところは、お父さん・お母さんにそっくり。
・みんなが、みんながって言うけど、みんなが橋から飛び降りたらあなたもそうするの?
・お母さんの言うことを聞きなさい。
・そんなことを言うんじゃありません。
・悪い子ね。
このような言葉で脳がプログラミングされた結果、思春期に入る頃には、ほとんどの人が周囲の要求に従うようになり、子供時代の伸びやかさや夢は押しつぶされ、跡形もなく失われます。
「僕はダメなんだ・・・」
十代も終わりに近づくとなんでも大人の望み通りにするようになる。
自分が結婚したいと思った人ではなく「いい」人を選んだり、
両親の望みどおりの大学に進学したり、安全な仕事に就いたりする。
自分でわかっているのかいないのか、すでにそういう選択をするようになっていく・・・
「習慣」はどのように身につくのか?
サーカスでゾウを見たことありますか?
ゾウは、脚に巻きつけられた一本の細い鎖かロープで地面に刺さった長い杭に繋がれているだけです。
その気になれば何の苦もなく、杭を引き抜くなり、鎖を切るなりできるはずなのに、立派に大きく成長したゾウが、全く逃げようともしない。
なぜか?
サーカスのゾウは、赤ちゃんの頃から脚の一本に足かせをはめられ、頑丈な鎖で大きなコンクリートのブロックに毎日何時間もつながれるそうです。
どんなに鎖から逃れようとしても、引っ張っても、悲鳴をあげても、甲高い大きな声を張り上げても鎖は切れません。
ゾウはやがて成長するにつれて、どんなに逃げようとしても逃げられないのだと悟るようになっていく。
そのうち逃げようともしなくなります。
すでに心理的にコントロールされていて、脚が鎖で繋がているいる限り逃げられないと思い込むようになっています。
鎖がどれほど細くても、その先がどれほどいい加減に固定されていても関係なく、鎖さえつけられていれば、自分は「囚われの身」だと言うことに何の疑問も抱かなくなっています。
このことから、私たちの身を守ってくれる言葉や教えもありますが、個人の成長を妨げる言葉や教えがある、気が付いた時には私たちは精神にも感情にも鎖を巻きつけられ、がんじがらめになっていることが多々あるのではないでしょうか?
いろんな人やインターネット、メディアが、「あなたにはまだ足りないものがある」と常に語りかけてきます。
子供達は、「自分には何ができるかではなく、何ができないか」ということばかり聞かされることになります。
子ゾウの訓練と同じで「自分には何もできない」と思い込むようになるのです。
「こんな言葉」ばかり聞かされて成長すれば、成功などできるはずがないとなるのです。
ペアレントトレーニングでは、肯定的注目 ”ほめる” というものがあります。
褒め方のコツは、25%ルール。
100%できたらOK、パーフェクトで褒めるのではなく、25%できらた褒めます。
逆にいうとちょっとした良い面25%に注目することで、残り75%に注目しないことに繋がっていきます。
「話を聞かない男、地図が読めない女」の著者アラン・ピーズ氏によると、
平均的な5歳の子供は、1日のうちに「いいわよ」という言葉を11回言ってもらえるが、
「ダメ」という言葉は121回聞かされると言います。
みなさんは、1日121回「いいわよ」言っていますか?